人気アニメ「転生したらスライムだった件」、通称「転スラ」の劇場版第2弾に、KinKi Kidsの堂本光一さんが声優として参加することが発表されました。
この記事では、映画の公開日や基本情報、原作との関係、制作スタッフなど、知っておきたい情報を分かりやすく解説していきます。
アニメ映画「転スラ」劇場版第2弾の基本情報
正式タイトルと公開日
劇場版第2弾の正式タイトルは『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』です。
公開日は2026年2月27日(金)に決定しており、全国の映画館で上映されます。
前作の『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』は2022年11月に公開され、国内動員数100万人突破、興行収入14億円を記録する大ヒット作品となりました。
その続編として、さらにスケールアップした物語が展開されることが期待されています。
画像参照元:『劇場版 転スラ 蒼海の涙編』2026年2月27日公開決定!KV第1弾 | アニメイトタイムズ
配給会社とアニメーション制作会社
映画の配給は、バンダイナムコフィルムワークスが担当しています。
バンダイナムコフィルムワークスは「ガンダム」シリーズなど、数多くの人気アニメ作品の配給を手がける大手企業です。
アニメーション制作は、株式会社エイトビットが担当しています。
エイトビットは「転スラ」のテレビアニメシリーズや前作の劇場版も制作しており、この作品の世界観を知り尽くした制作会社として、ファンから高い信頼を得ています。
原作との関係について
原作者・伏瀬による完全監修
この劇場版は、原作者である伏瀬(ふせ)さんが、ストーリー原案と完全監修を担当しています。
伏瀬さんは、WEB小説投稿サイト「小説家になろう」で「転生したらスライムだった件」の連載を開始し、その魅力的なストーリーとキャラクターで多くのファンを獲得した作家です。
原作者自らが原案と監修を担当することで、「転スラ」の世界観を壊さない、ファンも納得の物語になることが期待されています。
完全新作オリジナルストーリー
『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』は、原作小説やコミックには登場しない完全新作のオリジナルストーリーです。
つまり、原作を読んでいるファンでも、映画館で初めて見る新しい物語が楽しめるのです。
前作の『紅蓮の絆編』も完全新作のオリジナルストーリーで、テレビアニメ第2期と第3期の間の時系列で展開されました。
今回の『蒼海の涙編』も、テレビシリーズでは描かれない特別なエピソードとなっています。
原作はシリーズ累計5,600万部突破の大ヒット作
「転生したらスライムだった件」の原作は、小説、コミック、スピンオフ作品などを合わせてシリーズ累計発行部数5,600万部を突破している超人気作品です。
日本だけでなく、世界中で「転スラ」旋風が巻き起こっており、テレビアニメ第4期の制作も決定しています。
画像参照元:【公式】「劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編」| 転スラ公式サイト
監督と主要スタッフ陣
監督は菊地康仁さん
『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』の監督を務めるのは、菊地康仁(きくち やすひと)さんです。
菊地さんは「転スラ」のテレビアニメシリーズでも監督や演出を担当しており、作品の魅力を最大限に引き出すことができる実力派の監督です。
脚本は根元歳三さんと菊地康仁さん
脚本は、根元歳三(ねもと としぞう)さんと監督の菊地康仁さんの共同で担当しています。
根元さんは「転スラ」のテレビアニメシリーズでも脚本を手がけており、キャラクターの魅力を引き出すストーリー作りに定評があります。
その他の主要スタッフ
キャラクターデザインは江畑諒真(えばた りょうま)さんが担当しています。
江畑さんは「転スラ」のテレビシリーズでも同じくキャラクターデザインを務めており、リムルをはじめとする魅力的なキャラクターたちのビジュアルを生み出しています。
音楽は、藤間仁(とうま じん)さんが担当。藤間さんはElements Gardenに所属する作曲家で、「転スラ」シリーズの世界観を彩る壮大な音楽を作り上げています。
主題歌は、TRUEさんの「ユートピア」に決定しました。TRUEさんは「転スラ」と一緒に曲を作るのは今作で6曲目となり、蒼い海が舞台となった世界観に寄り添った「青い恋のうた」を書き上げたとコメントしています。
豪華声優キャスト陣
主人公リムル役は岡咲美保さん
主人公のリムル=テンペスト役を演じるのは、声優の岡咲美保(おかさき みほ)さんです。
岡咲さんは「転スラ」のテレビアニメシリーズで一貫してリムルの声を担当しており、その唯一無二の声でキャラクターに命を吹き込んでいます。
岡咲さんは声優活動だけでなく、アーティストとしても活躍している多才な若手声優で、ファンから絶大な人気を集めています。
レギュラー声優陣も続投
テレビアニメシリーズでおなじみのキャラクターたちも、同じ声優さんが演じます。
- ベニマル役 古川慎さん
- シュナ役 千本木彩花さん
- シオン役 M・A・Oさん
- ソウエイ役 江口拓也さん
- ゴブタ役 泊明日菜さん
- ヒナタ役 沼倉愛美さん
- ルミナス役 Lynnさん
- ヴェルドラ役 前野智昭さん
- ミリム役 日高里菜さん
など、豪華声優陣が集結しています。
劇場版オリジナルキャラクターの声優
今回の劇場版で初登場するオリジナルキャラクターには、さらに豪華な声優陣が参加しています。
- ゾドン役 堂本光一さん カイエン国の大臣で、物語のカギを握る重要人物
- ユラ役 大西沙織さん カイエン国で水竜に祈りを捧げる巫女
- ジース役 遊佐浩二さん カイエン国の宰相
堂本光一さんが劇場版アニメの声優に挑戦するのは今回が初めてで、大きな話題となっています。
画像参照元:『転スラ』劇場版第2弾『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編 | リスアニ!
物語の舞台と見どころ
海底の国「カイエン国」が舞台
今回の劇場版の舞台となるのは、海の底にある神秘的な国「カイエン国」です。
この国は、水竜という強大な存在を守り神として崇めており、平和な地を求めてきた人々に水竜が与えた争いのない王国として描かれています。
しかし、その平和が永遠に続くことはありませんでした。何者かが陰謀を企て、国に危機が迫ります。
リムルたちがバカンス中に巻き込まれる冒険
物語は、リムルたちが魔国連邦(テンペスト)の開国祭を終えて、魔導王朝サリオンの天帝エルメシアが所有するリゾート島で束の間のバカンスを楽しんでいるところから始まります。
そこへ、カイエン国の巫女ユラが助けを求めて現れ、リムルたちは海底の国の危機を救うために冒険へと旅立ちます。
蒼い海を舞台に、リムルと仲間たちの新たな絆が描かれる物語です。
水竜の目覚めと秘められた力
予告映像では、長き眠りについていた水竜が目覚める場面や、ユラが秘めた特別な「力」が明らかになることが示唆されています。
リムルたちは、迫る脅威から蒼海を守り、平和を取り戻すことができるのか、ハラハラドキドキの展開が待っています。
画像参照元:劇場版 転スラ 蒼海の涙編」2026年2月27日公開! | アニメ!アニメ!
前作『紅蓮の絆編』の成功
興行収入14億円の大ヒット
2022年11月に公開された前作『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』は、週末オープニング興行収入4億円を突破し、最終的には国内動員数100万人突破、興行収入14億円を記録する大ヒット作品となりました。
この成功を受けて、劇場版第2弾の制作が決定し、さらにスケールアップした物語が期待されています。
海外でも大人気
『紅蓮の絆編』は、日本だけでなく北米をはじめとする世界各国でも公開され、北米興行ランキングで初登場8位を記録するなど、海外でも高い人気を集めました。
「転スラ」の世界的な人気の高さがうかがえます。
「転スラ」の魅力とは
異世界転生ファンタジーの王道
「転生したらスライムだった件」は、ごく普通のサラリーマンだった三上悟が事件に巻き込まれて死亡し、異世界でスライムに転生するところから物語が始まります。
最弱と言われるモンスター「スライム」に転生してしまった主人公が、特別なスキルを駆使して仲間を増やし、理想の国作りを目指していく異世界転生ファンタジーです。
魅力的なキャラクターたち
リムルをはじめ、個性豊かで魅力的なキャラクターたちが多数登場するのも「転スラ」の大きな魅力です。
仲間たちとの絆や成長、時には笑いあり涙ありのストーリーが、多くのファンの心をつかんでいます。
作り込まれた世界観
原作者の伏瀬さんが緻密に作り上げた異世界の設定や、各国の政治、魔法や能力のシステムなど、深く作り込まれた世界観も「転スラ」の魅力の一つです。
劇場版では、テレビシリーズでは描かれない新しい場所や文化が描かれ、さらに世界が広がっていきます。
まとめ
『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』は、2026年2月27日(金)に全国公開される「転スラ」劇場版第2弾です。
堂本光一さんをはじめとする豪華声優陣、原作者・伏瀬さんによる完全監修の完全新作オリジナルストーリー、エイトビットによる高品質なアニメーション制作、そして海底の国を舞台にした壮大な冒険物語と、見どころ満載の作品になっています。
前作が興行収入14億円を記録した大ヒット作品の続編として、さらなる成功が期待されています。
「転スラ」ファンはもちろん、初めての方でも楽しめる作品となっていますので、ぜひ劇場でご覧ください。
公開日まで、特報映像や追加情報の発表を楽しみに待ちましょう。
画像参照元:『転スラ』劇場版最新作『蒼海の涙編』、特報&ビジュアル | クランクイン!

