人気アニメ「転生したらスライムだった件」の劇場版第2弾『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』が2026年2月27日に公開されます。
この新作で、アイドルグループKinKi Kidsの堂本光一さんが声優として参加することが発表され、大きな話題となっています。
堂本さんが演じるのは、海底の国「カイエン国」の大臣であるオリジナルキャラクター「ゾドン」です。
今回は、このゾドンというキャラクターがどのような役柄なのか、物語でどんな関わり方をするのかについて詳しく解説していきます。
画像参照元:『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』重要人物ゾドン役に堂本光一 | ファッションプレス
ゾドンとは何者か
カイエン国の大臣という重要なポジション
ゾドンは、海底にある神秘的な国「カイエン国」の大臣という重要な役職についているキャラクターです。カイエン国は、水竜という強大な存在を守り神として崇めている平和な国で、争いのない場所として描かれています。
大臣という立場は、国王の次に偉いポジションで、国の政治や運営に大きな影響力を持っています。ゾドンは、この国の中で非常に重要な役割を担っているキャラクターなのです。
劇場版オリジナルキャラクターとしての特別な存在
ゾドンは今回の劇場版のために新しく作られたオリジナルキャラクターです。原作やテレビアニメには登場しない完全新作のキャラクターなので、映画を見る人全員が初めてゾドンと出会うことになります。
原作者の伏瀬さんが原案と完全監修を担当しているため、「転スラ」の世界観にぴったり合った魅力的なキャラクターになっていることが期待されています。
ゾドンの役柄と物語での重要性
「物語のカギを握る」重要人物
公式発表によると、ゾドンは「物語のカギを握る人物」と紹介されています。これは、単なる脇役ではなく、ストーリーの展開に大きく関わる中心的なキャラクターであることを意味しています。
映画の予告映像を見ると、ゾドンは鋭い眼差しを向けるシーンが映し出されており、ただの優しい大臣ではなく、何か秘密や重要な役割を持っているキャラクターであることがうかがえます。
リムルたちと関わっていく存在
ゾドンは、主人公リムルと仲間たちと「やがて関わっていく」と説明されています。最初から味方として登場するのか、それとも敵として立ちはだかるのか、あるいは複雑な立場にいるのか、その関係性が物語の見どころの一つとなりそうです。
画像参照元:『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』キービジュアル | ファッションプレス
物語の舞台「カイエン国」とは
水竜を守り神とする海底の国
カイエン国は、海の底にある神秘的な国です。この国の人々は、「水竜」という強大で神聖な存在を守り神として崇めています。水竜は長い間眠りについており、人々に平和と安寧を与えてきました。
この国は、平和な場所を求めて世界をさまよっていた人々が、水竜から与えられた争いのない理想の王国として描かれています。
平和を脅かす陰謀が渦巻く
しかし、この平和な国に何者かが陰謀を企て、危機が訪れます。水竜に祈りを捧げる巫女のユラ(大西沙織さんが声を担当)が助けを求めて地上へ向かい、リムルたちと出会うところから物語が動き出します。
ゾドンは大臣という立場で、この国の危機にどのように関わってくるのか、そして彼の真の目的は何なのか、映画の重要なポイントとなりそうです。
堂本光一さんの声優挑戦
20年ぶりのアニメ声優出演
堂本光一さんがアニメの声優を務めるのは、2006年放送のTVアニメ「獣王星」以来、実に約20年ぶりとなります。劇場版アニメーションへの出演は今回が初めてです。
KinKi Kidsとして長年活躍し、舞台やドラマでも高い演技力を見せてきた堂本さんが、どのようにゾドンというキャラクターに命を吹き込むのか、ファンの注目が集まっています。
堂本光一さんのコメント
堂本さんは今回の出演について、次のようにコメントしています。
「今まで演じたことのないような”ゾドン”という役柄をやらせていただけたことを、うれしく感じています。アフレコもすごく楽しませていただきました」
このコメントから、ゾドンが堂本さんにとっても新しい挑戦となる特別な役柄であることが分かります。普段演じることのないタイプのキャラクターだからこそ、その演技に期待が高まります。
また、「ファンの方も多い『転スラ』に参加することができて、大変光栄に思っています」とも語っており、作品への敬意と情熱が感じられます。
画像参照元:アニメ映画「劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編」堂本光一さん出演情報 | スポニチ
ゾドンのビジュアルと特徴
鋭い眼差しと不敵な表情
公開されたキービジュアルや予告映像を見ると、ゾドンは鋭い眼差しを持つキャラクターとして描かれています。劇場版の公式サイトでは、「不敵な笑みを浮かべるジース、鋭い眼差しを向けるゾドン」と紹介されており、単純な善人キャラクターではなさそうな雰囲気を持っています。
このビジュアルから、ゾドンは冷静で知的、そして何か秘密を抱えているような印象を受けます。大臣という立場にふさわしい威厳と、物語の中で重要な役割を果たすキャラクターとしての存在感が感じられます。
他のキャラクターとの関係性
ゾドンは、同じカイエン国の宰相であるジース(遊佐浩二さんが声を担当)や、巫女のユラとともに登場します。この3人が国の危機にどのように対応し、どんな立場や考え方の違いを見せるのかも注目ポイントです。
特に、ジースが宰相(国王の補佐役)でゾドンが大臣という関係性は、国の政治の中で協力したり対立したりする可能性を秘めています。
映画のあらすじとゾドンの関わり
リムルたちとの出会い
物語は、リムルたち「魔国連邦(テンペスト)」のメンバーが開国祭を終えて、束の間のバカンスを楽しんでいるところから始まります。そこへ、カイエン国の巫女ユラが助けを求めてやってきます。
ユラを救うため、リムルたちはカイエン国へと向かうことになりますが、そこには既にある陰謀が渦巻いていました。海底の国で何者かに狙われているカイエン国の危機に、ゾドンは大臣としてどのように関わっているのでしょうか。
陰謀の中でのゾドンの立ち位置
予告映像では、何者かがカイエン国を狙っていることが明らかになっています。ゾドンは大臣という立場で、この陰謀に気づいているのか、それとも陰謀に関わっているのか、あるいは国を守ろうとしているのか、その真相が物語の大きな謎となっています。
「物語のカギを握る人物」という紹介から考えると、ゾドンの行動や決断が、国の運命やリムルたちとの関係に大きな影響を与えることは間違いありません。
まとめ
劇場版『転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』で堂本光一さんが演じる「ゾドン」は、海底の国カイエン国の大臣であり、物語のカギを握る重要なオリジナルキャラクターです。
鋭い眼差しと威厳ある姿、そして「今まで演じたことのないような役柄」という堂本さんのコメントから、複雑で魅力的なキャラクターであることが期待されます。リムルたちとどのように関わり、カイエン国の危機にどう対処するのか、その真の目的は何なのか、映画を見るまで分からない謎に包まれています。
2026年2月27日の公開が待ち遠しいですね。堂本光一さんの20年ぶりのアニメ声優、そして劇場版初挑戦となる演技と、ゾドンというキャラクターの活躍に注目して、ぜひ劇場でご覧ください。
画像参照元:【公式】「劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編」| 転スラ公式サイト

